気づけば3月も中旬に差し掛かりましたね！

年々、時間の経過が早くなるなと感じる今日この頃。

…今日はそんな時間を2年半前に巻き戻し、僕にとって人生の分岐点になった経験を綴らせて頂きます☆

2年半前のとある日の朝。

オランダで盛んな「イエナプラン教育」の特集をテレビで見かけて、元々教育に興味があったので “ピン” と感じるものがあり、特集を見たその日にオランダ行きを決めました。

イエナプラン教育を導入している学校は、日本の学校とは真逆なことばかり。チャイムが鳴らなかったり、時間割が決まっていなかったり、学校からの宿題が無かったりと、完全に自主活性型の教育。

もしそこまで自由な環境に身を置いたら、怠けてしまう人も多いだろうなと正直思いました。ですが労働生産性が日本の約1.5倍、そして子供の幸福度が世界一ということを知り、これはどういうことだ？ …と居ても立ってもいられなくなり、その秘密を “自分の肌で触れる” ために2014年の8月下旬〜末にかけて1週間、オランダに渡りました。

中部国際空港から中国へ飛び…

中国から十数時間かけて、オランダのスキポール空港に到着。

英語が全く話せず、入国時に怪しまれて「所持金ちゃんとあるのか？お金を全部出せ！」と言われ警察に連れて行かれたのは、今では良い思い出です！笑 （警察で通訳に入ってもらい、なんとか入国の意図が伝わり一安心でした）

イエナプラン教育を見に行く前に、初のヨーロッパだったのでまずはアムステルダムへ♬

日本にいたら出会えないような景色や建物が見られて、初日からワクワク気分。

この写真はスマホで撮影しましたが、凄くキレイな街並みでそれを感じさせない写真が撮れました！

…そして初日の終わりがけ、スキポール空港に戻り、バスで1時間半ほどかけて研修先の施設に向かいました。

日本イエナプラン教育協会が企画をする研修ツアーだったので、全国各地からオランダに来たメンバーと合流♬

この研修では、イエナプラン教育の歴史を知る人や講師から直接お話を聞くことができ、研修の後半では実際にオランダの学校を見学させてもらえるというVIPなツアーでした。

まずはイエナプラン教育の歴史を聞くことに。

みんなで講師のお話を聞いたり、

みんなでワークをやってみたり、

休憩時間にトランプやったり！笑 （研修中に仲良くしてもらった女の子☆ 元気にしてるかな？^^）

…日本にいる時は仕事のことで頭がいっぱいでしたが、こうして異文化に触れたり自然な場所に来ると、考え方が柔らかくなり開放的な気分になったのを今でも覚えています☆

営業マンとして平日休日に関わらず動き続けていて、常に携帯やパソコンが側にある生活だったので、オランダ入りしてからは時間の経過が本当にゆったり。そしてそれまでは美容業界の方々との交流がほとんどだったので、オランダで出会った多種多様な日本人メンバーと話す時間も、僕にとっては貴重な時間でした。

もちろんオランダに渡った理由はイエナプラン教育に触れることでしたが、いま振り返ると、ゆったりリラックスした時間の中で “自分自身と向き合うこと” ができたのが、オランダで得たもう1つの財産です。

営業マン時代にもたくさんのお客様に恵まれていたので、仕事やお客様のことに没頭する毎日で、なかなか「自分の将来」について考える時間が持てていませんでした(その時はそれで良かったと思いますが)。

ですがオランダに来て、たまたま「空白の時間」を持つことができ、そして「自分のことは自分自身で考える」というイエナプラン教育に触れることで、自分もビジョンをしっかり持とう！ …と心に決めました。

いま自分の会社名として刻んでいる “ビジョナリーシップ” という名前は、この経験がルーツになっています。

社会という大海原を、例え大嵐が吹こうが荒波に飲み込まれようが、“ビジョンに突き進む船” に乗って必ず目的地まで辿り着く。自分のビジョンが明確にあるからこそ、最後まで諦めずに道を切り拓いていけるとオランダで感じ、ビジョナリーシップという会社が生まれました☆

…会社の話はここらへんで終わりにし、

いよいよ心待ちにしていた学校訪問！！

学校訪問での “出会い” や “感じたこと” については、また[後編]で綴っていこうと思います。

子どもたちの生きる姿勢や眼差し、そして先生の子どもたちに対するスタンスなど、本当に学ぶべき点がたくさんありました☆

ぜひ[後編]をお楽しみにお待ち下さい！^^